抗癌剤 副作用の下痢の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
2年前、胃癌で手術をしました。
その後転移し、抗癌剤の治療を続けていますが、下痢が続き抗癌剤の治療を中止しました。
その後、震災支援の医師に相談する機会に恵まれ、がんワクチンの治療を勧められました。
2月の始め、NHKあさイチでがんワクチンの事を詳しく説明していたので、すぐ漢方の先生に相談しました。
抗体医薬品(がんワクチン)は、がんの特定の目印にめがけて攻撃するので、正常な細胞を傷つけないでがんを治療する効果が有ります。中国医学では、「扶正去邪」と言う言葉があり、体内の免疫を高め邪気を追い払う治療があります。
抗体医薬品をパワーアップし、攻撃力を高めるマクロファジー、NK細胞、T細胞、好中球、B細胞を活性化し免疫力を調整する働きが、漢方にはタイプ別にあります。免疫の調整と消化器の働きを改善する漢方を服用して頂きました。
その後再来され、漢方とがんワクチンで下痢が止まり体調も改善しましたと良い報告を頂ました。
最近の研究では、抗癌剤と抗体医薬品を組み合わせたワクチンや複数の抗体医薬品でがんを攻撃するタイプも開発されており、抗体医薬品をパワーアップする研究も進んでいるようです。
がんワクチン(抗体医薬品)は2001年ごろからバイオの研究で世界中で開発がはじまりました。日本でも数年先に承認された、がんワクチンが使えるようです。
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